入社して1ヶ月が経ちました。
あっという間に。
私の転職は、今までもそうだったのですが。
「私が入社するとその部署のキーパーソンがいなくなる」
がジンクスである。
デスノート状態。
中途採用なんて結局人員補充の目的が大きい場合が多いので
特別なことではないのかもしれないけれど、
配属先の10年クラスのベテランが、必ずいなくなるのだ。
募集背景として「業務拡大に伴う増員!」と謳われていても、
結局やめていく人の人員補充だったり。
せめて、若いメンバーの一人が産休で一時的に…ってことでも全然ありうると思うのだけれど、
そうではなく、
誰よりもその部署の歴史を知る人、
その部署で一番のベテランがやめていなくなるのだ。
それで残されたその他の人でカバーできる状況なら問題ないと思うけれど、
残されたメンバーは入社してまもなかったりするので、
みんなで「?(クエスチョンマーク)」を抱え、
一番の新人の私はいつも
一番なにもわからない毎日を送ることになる。
当然わからないのだから日々「やらかし」の連続になる。
その都度確認しているつもりでも、
当たり前だ、普通だ、と思ってやったことの中に
想像もしなかった独特の社内ルールが隠されていて
まんまとその罠にハマって周りの人の手を煩わせてしまい、
不本意にも謝罪祭りになったり
それが続くと
自分の心の声:「こんなバカみたいなこともいちいち聞くべき?
でも”そんなこと聞かなくてもわかるだろ”って思われるよね?」
VS
もう一人の自分の声:「いや、またこの前みたいに迷惑かけるくらいだったら
恥をかいても聞いて確認したほうがいいだろ?」
との葛藤で、とにかく毎日非常に消耗するのだ。
新しい業務内容自体もヘビーだが、それ以外の部分でハードモードの毎日にへとへとになる。
そもそも。
この歳でバカみたいに転職を繰り返している
私のような人間を採用しようという企業は
やばいのが当たり前といえば当たり前(笑)。
ある意味お互い様なのだ。
今までその度に
「この会社やばいかも…。私の求める会社ではない」
なんてまに受けて脱出してきたわけだけど、
今回は、お互い様なのだから関係ない、と思っていたりする。
お互いやばいのだから私が装おうとする必要はない。
こっちも会社に何かを期待することもない。
ご想像通りのやばい人材のまま、自分が快適なように生きればいいのである。
失敗しようが怒られようが関係ない。
雇ったお前が悪いのだ(笑)。
将来やりたいことを実現するためのATMくらいに思っていれば楽なのである。
だって仕方ない。
そしてどうでもいい。私の会社じゃないので。
ただ。
「自分が快適なように生きればいい」は
「全てを諦めて手を抜いて仕事をする」ことと同義でもなく、
自分が知りたいこと、できるようになりたいことを身につけること、
こうありたいなーと思う自分像を実現したくて
自然と「頑張りたくなる」場面が必ずあって。
大変だけどここが一番面白い!と思ってテンション上がってる場面だったりする。
ややこしいけど。
「頑張りたい」んだなーってことに微笑ましく思えたりするのである。
別に、やってることに意味がないからこそ。
頑張ったところでだからなんだ?って思うからこそ。
ここが自分にとって一番大事な世界じゃないからこそ。
何か得られれば「得したな♪」って嬉しくなる。
それでいいやと思って2ヶ月目に入りました。